エコキュートの追い焚き配管洗浄と、貯湯タンクの水抜き作業をしました❗️(いわき市)

福島県いわき市の、戸建住宅(築6年)にお住いの方からのご依頼です。

お湯の汚れや臭いは出ていないが、築6年の追い焚き配管がどの程度汚れているのか気になり、 バスクリーンゆざわ へご予約いただきました ✨

また、エコキュート貯湯タンク内の汚れ具合も気になることから、タンク下部に溜まった沈殿物を排出する、水抜き作業を実施しました。

●家族構成: 大人 2人 、子ども 1人

●築年数: 6年

●給湯システム: エコキュート(長府製)

●入浴剤: 週1回くらい使用

●追い焚き機能: 使用していない(自動湯張り、足し湯のみ使用)

汚れ具合や使用状況などの問診を行い、追い焚き配管の洗浄作業を行いました。

新型コロナウイルス感染予防対策の実施

お客様への「安心」をお届けできるよう、新型コロナウイルスの感染予防対策をして作業を行います。

今日の体温は平熱、体調はいつものように絶好調です

  • 出発時の体温測定 36.4℃(A.M. 8:00)✅
  • マスクの着用             ✅
  • アルコール除菌剤による手指の消毒   ✅
  • 手洗い、うがいの徹底         ✅

浴室は狭い空間なので、換気扇を回し、ゴム手袋着用で作業を行います。

ATP雑菌検査

追い焚き配管の洗浄作業に入る前に、検査キットを用いてATP雑菌検査を行いました。

4月より検査方法を、採水 から 拭き取り へ変更したので、ちょっと緊張しています

ATP雑菌検査の数値(例)

生ごみ        92,159 RLU

キッチン排水溝    86,230 RLU

自宅のお風呂     86,200 RLU

トイレの床      11,600 RLU

食品工場のまな板の上   500 RLU(安全基準値)

バスクリーンゆざわでは、食品工場のまな板の上相当の 500 RLU を安全基準値 としています。

フィルターを外した状態の循環金具の表面を、検査キットで直接拭き取り、検査を実施します。

検査結果は、

   40 RLU

お~っ、洗浄前ですが数値が低いですね

食品工場のまな板の上(500 RLU)よりもキレイです✨

フィルター、循環金具表面ともに汚れが少ないので、数値が低いのかと思われます。

追い焚き配管洗浄によって、40 RLUの数値がどこまで下がるのか注目です✨


ATP測定とは
衛生状態を判断するための衛生検査ツールとして使われています。この方法を利用して、食品業界や医療機関などでは器具の汚染調査、清浄度調査などに利用されています。すべての生物の細胞内に存在するATP(アデノシン三リン酸)を酵素などと組み合わせることで発光させ、その発光量を測定する方法のことです。汚染度が高いほど雑菌の繁殖率も高くなります。

循環金具、フィルターの清掃

フィルターと循環金具を取り外して清掃します。

表面は汚れが少なかったのですが、循環金具を外すと白い汚れとヌメリがあったので、ブラシを使ってキレイにお掃除しました。

白い汚れは、湯あかと入浴剤の成分ですね。

追い焚き配管の洗浄

マイクロバブルと2種類の特殊洗浄剤を使って、エコキュートの追い焚き配管を洗浄していきます。

蓄積された 6年分 の汚れをキレイにするため、ゆっくりと時間をかけて合計3回洗浄しました。

追い焚き配管洗浄 1回目

汚れの量は少ないですね、時間をかけて2回目の洗浄をしていきます。

追い焚き配管洗浄 2回目

汚れが少しずつ出てきました。白いツブツブした汚れ。

さらに時間をかけて3回目の洗浄をしていきます。

追い焚き配管洗浄 3回目

時間をかけて洗浄していくと、汚れの量が増えてきました 。

排水すると、、、

写真だと分かりにくいですが、茶色い汚れが浴槽に付着しています。

この汚れは、追い焚き配管やエコキュート内の配管に溜まった、皮脂汚れです。触るとベタベタします。

この汚れをエサに雑菌が繁殖するので、注意が必要です。

追い焚き配管内とエコキュート配管内をしっかりとすすぎ、浴槽を洗って洗浄作業終了です。

ATP雑菌検査

追い焚き配管の洗浄作業後に、検査キットを用いてATP雑菌検査を行いました。

結果は 、

 4 RLU ✨

洗浄前は 40 RLU なので、すでに安全基準値(500 RLU)をクリアしていましたが、追い焚き配管洗浄によって、さらに数値が下がりました。

エコキュート貯湯タンクの水抜き

エコキュートを長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが必要となります。

エコキュートの貯湯タンクには、水道水をヒートポンプで温めたお湯が貯められています。

水道水には、ミネラル分やカルキなどの様々な不純物が含まれており、その不純物が沈殿物としてエコキュートの貯湯タンク内に溜まっているんです。

メンテナンスをせずに放置しておくと、蛇口から出るお湯に白いカスなどの汚れや臭いが出ることがあります

解決する方法は、定期的にエコキュート貯湯タンクの水抜き(年に2~3回)作業をすること

エコキュートをお使いの方には、定期的なメンテナンスをオススメしています。

今回訪問したお客様も、貯湯タンク内の汚れを掃除したいと希望がありましたので、お客様と一緒に作業を行いました✨

貯湯タンク水抜き作業の例として、東芝製エコキュートの手順に沿って説明しますね。

メーカーや型式によって手順が異なるので、詳しくはお使いの製品の取り扱い説明書をご覧下さい。

1.貯湯タンク下部のカバーを外す

手で回せる化粧ねじですが、硬くなっている場合があるので、力を入れて回してください。

金属製のカバーなので、手や指を切らないように注意ですね。

2.給水止水栓を閉じる

貯湯タンクへの給水を止めるために、給水止水栓を閉じます。

給水止水栓の取付位置や形状は各家庭によって異なります。

貯湯タンクに付いてない場合は、付近の地面に給水バルブがあるか探してみてください。

どうしても見つけられない場合は、水道メーターの止水栓を閉じましょう。

3.電源扉を開け、漏電しゃ断器レバーを「切」にする

安全のため貯湯タンクの電源をOFFにします。

4.逃し弁扉を開け、逃し弁レバーを上げてから、約1分間待つ

逃し弁は水からお湯になる時の膨張分を排水し、タンクを守る安全装置です。

5.排水栓扉を開け、排水栓レバーを開く

図が分かりにくいですが、配管の奥に排水栓扉があります。

排水栓レバーを開くと、排水口よりお湯が出て、エコキュート貯湯タンク下部に溜まった沈殿物が、一緒に排出されます。

6.約2分程度排水したら、排水栓レバーを閉じる

タンクの水圧を利用するので、2分程度排水を行えば、エコキュート貯湯タンク内の沈殿物を排出することができます。


7.排水が止まったら、給水止水栓を開き、排水口からお湯が出てくるのを確認する

水道メーターの止水栓を閉じた場合は、開けてくださいね。

8.お湯が出てきたら、逃がし弁レバーを戻す

9.漏電しゃ断器レバーを「入」にする

10.電源扉、逃し弁扉、排水栓扉を閉める

11.貯湯タンク下部のカバーを取り付ける

力任せに取り付けるとカバーが歪むので注意してください。

12.家の蛇口からお湯が出ることを確認する

エコキュート貯湯タンクの水抜き作業は簡単なので、定期的に(年に2~3回)行うと良いですよ✨

お客様の感想

思ったよりも汚れていなかったので、安心しました

説明などが丁寧で内容が分かりやすかったです。

6年間何もしなかったので、1度確認の意味で追い焚き配管洗浄をした結果、安心しました✨


築6年のお宅でしたが、想像以上に汚れが少なかったです。

築2年くらいのお宅でも、どっさりと汚れが出てくるケースもあります。

お湯張りをした時に、お湯に汚れや臭いが出ないことから、普段のお手入れ、お掃除が行き届いている証拠なのかと思います。

今日からまた、安心して入浴できますね

月に1回はジャバなどの市販の洗浄剤で汚れを防ぎ、1年に1回はバスクリーンゆざわによる徹底的な洗浄をおすすめしています。

エコキュートや給湯器から出てくる、 白いカスなどの汚れ、臭いが気になる方は、追い焚き配管洗浄のプロ、『バスクリーンゆざわ』にお任せください✨

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